地震予知


日本は地震大国と言われるように大規模な地震が多発する国です。
このような地震大国にありながら未だに地震予知が実現できておりません。
その背景には様々なことがありますが、手法として確立していない分野だけに
各方面も手探り状態といえます。


地震予知は可能か?
地震予知が可能であるかを論議するだけのデータが無いことが一番の問題であるといえます。
現時点では可能とも不可能ともいえません。
だが、昔から伝わる言い伝えや電化製品の様々な直前現象が報告されているのも事実です。
地震の前には何らかの現象があると言っていいでしょう。

観測の問題点
現在、広観現象や電磁気観測など幅広い観測が各所で行われております。
だが、その観測も特定の地域に集中したり、全国で一人だけしか行っていないなど、ばらつきがあります。

雲観測
様々なところで様々な人が地震雲の観測を行っております。
このような観測も全国単位で行えれば確かな観測手法になる可能性もあります。
昔に比べパソコンもインターネットも普及している現在では、3000円ほどのカメラをパソコンに接続する
ことにより自動で雲の写真を撮影するだけではなく、ホームページに送ることもできます。
このような観測を全国で行い、ホームページで一覧で見ることができればいかがでしょう。

電磁気現象
電波や電流の観測も一箇所だけの観測ではノイズであるか何かの変化をとらえているのかの判断が非常に
難しいといえます。
この観測も各地に観測点があり、同時刻に離れた場所で同じような現象が記録されればノイズとの切り分けが
できると思います。

この他にも多地域で多くのデータが記録できればその中から見えるものもたくさんあります。

観測を考える
写真の自動ホームページ掲載は難しい技術も必要としませんが、写真に写る雲が地震性のものであるか
判断が難しいといえます。
地電流や生体電流などの観測も機械さえあればある程度できますが、その波形を共有するのが難しいと言えます。
電波観測も同じことが言えます。

どうしたら観測網ができるのでしょうか
1、各地で各観測を行う
  1−a 観測機材の購入 
  1−b 観測設置条件  
  1−c 観測機器の開発 
2、観測データを一元化する
  2−a 観測データを一元化する技術の開発
  2−b 観測データを共有する技術の開発
3、観測データの分析
  3−a 人的な分析
  3−b プログラムによる分析
上記は観測内容にもよります。
だが、電気的な観測の場合、最低でも特性が同じ観測機器を利用しなければなりません。
このような条件がそろって観測されたデータが地震に関係するかどうか多くの人の判断がつくと思います。

実現するためには
お金があればかなり実現性はありますが、それだけではありません。
観測をする人の興味と熱意が大きいと言えます。
それと観測に対する柔軟性です。

1、観測者が、宝物を掘り当てるような熱意をもち常に情報交換ができること。
2、この観測手法以外にも有効な方法があるのでは無いかと常に回りの現象を見ていること。
3、他の観測の良い部分を取り入れ自分の観測に生かせること。
4、自分の観測に規則性を発見し整理できること。

そしてもっとも重要なことは
他の観測手法や他の観測者を批判しないことです。
手探りで経験やデータを積み上げている途中です。


科学か非化学か 科学と化学
地震観測の研究は、手探り状態です。
皆さんが観測手法を研究していることが科学であるか無いかというレベルではありません。
現段階では何らかの現象が地震の前に必ず起きるのでは無いか探しているだけです。
また、科学であるかないかの判断は、同じ観測を様々な視点から行い判断をしなければなりません。
例えば観測機器のメーカも特性も違う環境で観測して出たデータが違っていても当然です。
その違ったデータを前にしてAとBとの違いがなんであるかを考えず、自分のデータをもって科学的では無いと言えるものではありません。それは電気的な観測以外にも言えます。
自然現象の多くは、動物の異常行動であったり雲であったりします。
例えば動物が異常であるか無いかはその動物の普通の環境により変わります。
普通と違う(いつもと違う)行動をするようになり、初めて異常だと判断がつくでしょう。
その行動の報告があった場合、それはおかしいとは一言にいえません。
同じ環境で動物が生きているわけではないからです。
これが、多数の異常行動が報告されれば、少なくとも動物に影響する何かがあるとみていいでしょう。
それが結果的に地震の発生になるかということです。